肩こりの治療

A,概念

 肩こりは首すじから肩甲部の筋肉が張りと鈍痛を伴う状態で、不快な感覚と共にときには頭痛や吐き気を合併する場合があります。
肩こり年齢は小児を除くあらゆる年齢層に認められ、男女の肩こりを比べた場合、若干女性の肩こりが多いようです。
肩こりの原因は過労、不良姿勢、精神的緊張などを誘引として起こる肩こりと、二次性の肩こりとして、変形性頚椎症、胸郭出口症候群、高血圧、眼精疲労、自律神経失調症、更年期障害などの疾患に伴って起こる肩こりがあります。
肩こり発症のメカニズムは神経の過剰刺激、筋肉の疲労、自律神経失調などが引き金となって交感神経の過緊張が起こり、その結果末梢血管の収縮、筋肉の血行障害、うっ血、浮腫が起こり、独特の肩こり症状が起こると考えられています。

B,鍼灸治療

 肩こりに対する鍼灸治療は単純性の肩こりの場合、圧痛、硬結部位を中心に筋肉の起始、筋腹、停止部位に治療点を見出します。
二次性の肩こりの場合は、肩こり治療と併行して原因疾患に対する治療も行います。

C,予防

 肩こりの大部分は交感神経の過緊張に付随して起こる血液循環障害によるものですから、肩こりを感じたらリラックスすると共に頚、肩の運動を通して血行をよくするようにしてください。

D,肩こりに対する鍼灸治療の効果

 肩こりに対する鍼灸治療の効果は、症状の程度によって個人差がありますがほとんどの方は鍼灸治療の効果を初回から実感していただけます。また、肩こりは根本治療の方法がありませんのであまり我慢せずに定期的な鍼灸治療を受けてください。
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